ウブ子との出会い>>
佐藤 大志さんとは高校の同級生で、当時から美容師を目指し
カットの練習をしていたのを今でも覚えています。
現在では、山口県にあるa_lineという美容室にて店長を務められているとのことで
責任者になるまでの経緯や仕事に対する想いなど、様々な視点から話を聞いてみました!
美容室の店長になるまで
-活動内容について教えてください。
現在は、山口県の美容室にて店舗責任者を務めています。
お客様のご希望や髪に関するお悩みに沿ってカットやヘアカラー、髪質改善など
最新のトレンドを交えながら、新しい髪型にワクワクしていただけるようなサービス(技術)を
提供させていただいております。
その他にも、スタッフのマネジメントや技術・接客等の指導他、
店舗運営方針の管理など業務は様々あります。
-高校生から独学でカット練習
高校生の頃から、美容師になることを夢みてカットの練習を独学ではじめました。
具体的には、美容学校のオープンキャンパスに30回程参加し、そこで学べる体験学習の内容や
ネット、ユーチューブで調べた情報をもとに独学で学んでいました。
またカットに必要な道具(カットウィッグ、ハサミ、コーム、ダッカールなど)を買い揃え
家で練習できる環境を作り、慣れてきた頃に学校で友人の髪を切ることもありました。
その頃は、誰よりもスタートダッシュを早めたい一心でしたね。
-はじめて美容室で働いた時
高校を卒業後、美容専門学校に入ったのですが、
同時にアルバイトとして、はじめて美容室で働き始めました。
当時は(学校と仕事の)両立の大変さや、時間と体力に追われ、
さらには同期の成長の焦りに追われた日々でした。。
また美容室勤務では、自分が出来ると言う過信もあり、
実際に働いた時の自分の力不足とのギャップを感じ、何度も心が折れたのを今でも覚えています。
そんな中、自分の退路を断つ意味でも学校で生徒会長になって
責任とたくさんの経験を積むことにより、かなり成長を感じました。
当時を振り返ると、しっかり遊んでしっかり働いてしっかり学び、
濃い経験をした時期だったと思います。
美容師になるために必要な美容師国家試験について、調べてみました!
引用:バイトルPRO
この試験は年に2回実施されており、合格率は約60%から約80%と高めですが、
合格率が高いからといって試験の難易度が低いわけではありません。
学校などで専門知識や技術を身につけた人であっても、国家試験で毎年多くの不合格者が出ているようなので、
試験の難易度の高さがうかがえますね。
加えて美容師国家試験には実技試験もあり、求められる技術レベルが高いため
試験の難易度も高くなっているそうです。
-人との関わりが、自身の成長へと繋がる
スタイリストデビュー後、私を取り巻く様々な環境の変化によって
25歳の時に店舗責任者を任せていただくことになったのですが、
ちょうどその頃、新型コロナウィルスの拡大により店舗運営における沢山の壁に直面しました。。
自分の技術向上や顧客獲得、店舗売上の維持向上、
それからスタッフのマネジメントの大変さを経験したのですが、
多くの顧客様、取引先のメーカー様やディーラー様、そして他店の美容師様との出会いの中で
自分の成長がありました。
例えは顧客様に関しては、もちろん様々な年齢層やキャリア、立場の方がご来店されますが
その方々との会話一つ一つが自身の学びとなって、人間性や感受性の豊かさが育まれたり、
取引先のメーカー様やディーラー様との出会いによって、
サロン単体では出来ない体験や学び、特にメーカー規模を活かした勉強会や講習会では、
かなり自身のスキルアップに繋がったと思います!
また他店の美容師様との出会いでは、美容師同士の横の繋がりができたことで、
サロンのやり方や仕組みを教えていただいたり、私のサロンの悩みや私自身の相談等聞いて下さったり
教えていただいたりして、個人そしてサロン共に成長している実感があります。
今では、人口4万人台の厳しい商圏内でも個人実績と店舗実績共に
高い水準にまで持っていくことができました。
その経験や経験における行動の根底にあるものは、
『田舎でも都会でも美容の価値は変わらない。』
『田舎でも美容師としての発展や成長はある。』の精神です。
SNSで全国、全世界の素晴らしい方々の情報や行動に刺激を受けながら、
ゴールを決めずに常に向上心を持って、
行動し続けた結果で乗り越えることができたと思っています。
もちろん高単価な技術が都会には溢れているものの、安くないと来てくれないか?というわけではないと、ウブ子も思います。
都会は商品が溢れすぎているし、田舎でも価格以上の価値を提供できているのであれば金額は高くてもいいし、
むしろ、向上心のある方ってすぐ都会に出ちゃうじゃないですか。
田舎にいても贅沢できる、綺麗になれる。高技術を受けれるというのは素晴らしいことだと思っています。
日々心がけていること
-ご自身の短所はありますか。
いくつかあります!
ストレス管理の苦手意識であったり、感情のコントロールに対する苦戦
さらに頑固な部分があります。
それから、周りからはポジティブ思考と思われていますが、意外とネガティブなんです(笑)
それらを改善する為に向き合う方法としては、
時間がかかってでも自分の短所を受け入れる姿勢だと思っています。
冷静でフラットな精神状態の時に
「いかに自身を客観視できるか」
「自分の発言と行動を俯瞰して見ることが出来るか」
を意識するように、心がけています。
また、身の回りの人に自分の今の考えや行動を伝えることによって、
自身の感情を言語化し冷静な自分を作る努力をしています。
何かに挑戦していたら余計に悩みは尽きません。
ボジティブ人間すぎて現実見れていないのもNG。
頑張っている証拠だと思いますし、苦手と思っている時点で向き合おうとしている証拠です。
苦手なことに向き合うことは、自信の能力を増やすことだから、ウブ子も努力しようと思いました。
-日々大切にしていることはありますか。
大志を抱く事ですかね。志高く、常に自分の立ち位置や状況を俯瞰的に分析、
判断し時代に取り残されない感性を発達させる事を意識しています。
また、職場環境や他者に感謝とリスペクトの心を持って
現状が当たり前ではない事を考えながら、日々行動するようにしています。
-容姿を意識することで信頼獲得に繋がる
カッコいい美容師だからこそ、顧客様に「安心とワクワク感をご提供する。」
この精神を元に、誰が見てもスタイリッシュな髪型やファッションを装う事もあれば、
個性を出してパッと目を引く魅せ方をする事もあります。
(メリハリ)綺麗な見た目は、圧倒的な自分への自信にもなりますし、その逆も然りです。
ヘアスタイル、スキンケア、体型、ファッションにこだわる事で、自己肯定感を上げ、
そうする事で、沢山の顧客様と美容師や後輩スタッフからの信頼獲得に繋がったと感じています。
人は容姿(見た目)からどれくらいの情報を得ていると思いますか。
引用:AGU
海外の研究者による実験では、レストランで女性ホールスタッフが髪に花を飾った場合と、
飾らなかった場合を比較したところ、チップの額が平均0.26ドル増えたという結果が報告されています。
また女子大学生が見知らぬ人に10セント硬貨を借りようとして、
ある条件ではきちんとした身なりで、別の条件ではジーンズをだらしなくはいて実験を行った結果、
きちんとした服装の時は81%の人が10セントをくれたのに対し、だらしない服装の場合は32%と大きな差が出ました。
服装によって、人の印象は大きく変わります。
その扱いは圧倒的に違うものです。
人は本人が意図する、していないに関わらず服装や化粧、話し方、姿勢、表情など
外見から勝手に情報を読み取ってしまうものです。
そこに気付き、自分の外見をコントロールすることができれば、
コミュニケーション力も飛躍的にアップするでしょう。
今後の活動について
-将来は地元「熊本」に美容室をオープンしたい
来年の春(2025年の4月頃)に、福岡の天神にて新店舗オープンが予定されているのですが
そこの店舗責任者として活動を予定しています。
美容の仕事を中心に、私自身そしてスタッフ、会社、顧客様、取引相手様の全てがWin-Winの関係を成し、
自己と私に関わる皆様、美容業界の発展を願い行動して行こうと思っています。
また将来的には、地元である熊本に美容室をオープンしたいという展望があるので
それまでに多くの経験を重ねていきたいと思います!
Profile>>
佐藤 大志(Sato Hiroshi)
熊本県出身。
19歳の時に福岡の美容専門学校に通いながらアルバイトとして美容室に従事。
福岡で5年間の下積みを経験した後、結婚をきっかけに山口県萩市に移住。
同市の美容室でスタイリストデビューし、現在は(グループ店舗の本店)店舗責任者を務めている。
▼UBUGE(UUBU×Genderfree)
カタにはまらず、自分らしさを大事にして欲しいなと
想いを込め UUBU(ウーブ)と名付けたスキンケアブランド。
足跡もぜひ覗いていただけると嬉しいです。