ロスフラワーに命を吹き込む女性起業家

UUBUのスキンケアは、ダマスクローズを使用している為、
お花についての専門的な話しをお伺いしてみたい
という想いからご縁があり、茉実さんとお会いすることができました。
そこから松屋銀座(東京)でのPOPUPにご一緒させていただき、
茉実さんの人柄や相手を思いやる気持ちに惹かれ「茉実さんのような女性経営者であり母になりたい」と思ったのを未だに覚えています。
今回は女性起業家として、どのような想いで活動されているのか、
インタビューさせていただきました。

活動内容について

-ロスフラワーに特化したお花屋さん

ロスフラワーとは、行き先が“廃棄”と決まった時点で呼ばれる花のことを指します。
一般的なお花屋さんでは、週に何度か新鮮な花を仕入れますが、どうしてもお花って生ものなので
売れ残ってしまったお花は「廃棄処分」されてしまいます。
例えば、ウェディングで使用された後、捨てられるお花も同様です。
廃棄処分といっても、当社のお店で取り扱っているのは市場の過大在庫で、
魚の市場が豊洲や築地にあるように花にも同様の市場が存在します。

仲卸の業者さんが日本全国からお花を集めてきて、お花屋さんのオーナーや店長が買い付けにきます。
月水金が「表日」と呼ばれる日で、新しいお花が次々と出てくるのですが、
例えば月曜日に仕入れた花をその日に全て売り切る事は難しく、
水曜日には新しいお花が入ってくる為、古い花は押し出され廃棄に繋がってしまいます。

ちなみに、年間どのぐらいのお花が廃棄処分となっているか調べてみました!
日本の年間廃棄花本数は、約10億本と推定されています。
これは、国内で流通する花全体の30〜40%に相当する量で
農林水産省のデータによると、2022年の花きの国内消費量は32.5億本*でした。
(*農林水産省の統計データや各種報道記事なども参考に推計しています)
もし廃棄率が30〜40%だとすると約9.8億本の花が廃棄されていることになります。
これは一人当たり、年間7本以上の花が捨てられている計算になります。
また、コロナ禍の影響でイベントなどの中止が相次ぎ、
2020年から2022年にかけては、廃棄量が増加していたと考えられます。
それに伴い、経済損失も大きく、ロスフラワーによる経済損失は年間1500億円にも上ると推定されているそうです。

引用:花、植物に関する消費行動調査


私はできるだけ多くの花が廃棄になる前にお客様のもとへ届けられるよう
そういった過大在庫の花を、色や種類の選択肢が無いという条件でうちが買い取っています。
市場にあるお花ってそのくらいの日数だとまだ全然元気な状態なのです。

-当事者意識を大切に

仕事をする上で一番大切にしていることは、当事者意識を大切にすることです。
取引先からのオーダーを相手目線で考えることや、チームメンバーと話すときは相手の立場にあった説明の仕方を心掛けています。
相手の立場に立って考えることで、相手のニーズや要求を理解することができます。
これにより、適切なコミュニケーションを取ることがで、誤解やトラブルを防ぐことができ信頼関係にも繋がると思っています。

うぶこComment
当事者意識を大切にされている点に、とても胸を打たれました。
UUBUとしても、現在Instagram(インスタグラム)を個人利用でしかしていなかったんですが
これから本格的に動かそうって思っている今、自分が満足するだけではなく、
みんなが「見たい!」って思えるような内容にしないといけない中で、
すごく考えさせられました。勉強になる言葉をありがとうございます。

日々心がけている事について

-自分をいたわるために、花を飾ります。

「ストレスを感じている時こそ、自分をいたわるために花を飾ります。」
できるだけストレスを溜め込まないよう、自分自身のために美しい花を飾り、日々のストレスを和らげることを大切にしています。

ちなみに、花はストレス解消に効果的とされており2024年度、農林水産省が発表した
花きの現状についての資料によると、花を鑑賞することで脳の活動に影響を与え
ストレス反応を緩和する効果があると証明されています。
ストレスホルモン(コルチゾール)を下げ、不快な記憶の回想やネガティブな情動の生起を抑制する働きがあります。

また植物により、健康を増進する効果というのは他にもいくつかあるので簡単にご紹介します。
・フラワーアレンジ活動を通して、 視空間認知能力や記憶力の向上効果により認知機能の改善効果が期待できる
・血圧、血糖値低下、睡眠促進、免疫力向上
・気分転換、目や肩の緊張緩和 など

引用:農林水産省

-ネガティブな面を出さないのが、Myルール

精神面的なお話しになってしまいますが、SNSではネガティブな事は発信しないように心がけています。
また誰かを不快にさせる可能性がある場合も控えています。
どんなに辛いことがあっても、不特定多数の方が見れる可能性があるプラットフォームでは
ネガティブな面を出さないのが私の中でのルールです。
たとえ本人に悪意がなくても、受け手によっては言葉が歪曲されて伝わったり、誤解を招いたりする可能性もあって
特に、ネガティブな発言は、攻撃的と受け取られやすく、相手を傷つけることにも繋がると思います。

SNSは、本来であれば多くの人々が交流し、情報発信を行うためのプラットフォームです。
私は、できるだけ積極的にポジティブな情報を発信することで、周りの人々に良い影響を与えたいと思っています。

-協力してもらう環境を作るのも、協力してもらう側の責任

当たり前ですが、感謝を忘れない事です。
協力してもらう環境を作るのも、協力してもらう側の責任だと思っています。
なので、塚田 茉実に協力してあげようって思ってもらえるように心掛けています。
感謝を伝えることは当然であり、日頃のコミュニケーションや根本的な信頼関係をすごく大切にしています。

うぶこComment
正直、尊敬する経営者ってそんなに出会ったことがなくて、数えきれない経営者に会ってきた中でも
茉実さんの仕事ぶりや、お客さん・スタッフさんへの接し方が、本当に相手を思っていて
相手目線で物事を話されているところを、とても尊敬しています。
3人のお子さんをもつママであり、社員がいて、バリバリ活躍している方ってまだまだ少ないですし
そんな茉実さんのような女性経営者になりたいと思ってます。

今後について

-花を身近に、魅力的に

ロスフラワーって花業界の課題の中の一部でしかないので、中長期的には花をもっと魅力的に身近に感じてもらったり
花を好きになってもらう努力にエネルギーを注いでいかなきゃいけないと思っています。
花を通じて、人々の生活に彩りを加えることが私の目指すところです。

うぶこComment
うぶこなりに、花業界の課題を他にも調査してみたのですが、全国の花屋が年々減少傾向にあることがわかりました。
※2015年から2023年を対象に比較しています。
このグラフから分かるように、日本国内の花屋の店舗数は減少し続けているようです。
この減少傾向の背景には、少子高齢化や消費者の嗜好の変化、オンラインショッピングの普及などが考えられており
しかし、茉実さんのような新しい取り組みを行う花屋が登場することで、業界に新しい活力が生まれる可能性もあると思っています。
今後のご活躍がとても楽しみです!



Profile>>

塚田 茉実(Tsukada Matsumi)
新卒でJACリクルートメントに就職し、その後リクルートへ転職。
現在は(株)DESiRE TOKYO代表取締役CEOを務め、#flowershipを経営。
7歳と1歳の双子の3人の母である。





UBUGE(UUBU×Genderfree)

カタにはまらず、自分らしさを大事にして欲しいなと
想いを込め UUBU(ウーブ)と名付けたスキンケアブランド。
足跡もぜひ覗いていただけると嬉しいです

うぶ子のblog  ▶UBUGE公式Instagram