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肌(皮膚について)
皆さんが何気なく毎日スキンケアをしている肌（皮膚）。
実は人体最大の臓器と言われるくらい私たちの体全体を覆い、生命活動を守る器官です。
皮膚には人間最大の免疫器官としての役割があると言われています。
皮膚は水分保持や体温調節をするだけでなく、
外部からの刺激や衝撃から身体内部の諸器官を保護するバリア機能を持ちます。
痛い、痒い、熱いなどの刺激から身体を外部から守っているのです。
皮膚は外側から順に、「表皮」「真皮」「皮下組織」と、
層のような構造になっていますが、
スキンケアは皮膚の中でも皮脂膜・角質層に効果を発揮します。
皮脂膜とは
肌のうるおいベールとなる皮脂膜。
皮脂も汗も肌表面の柔軟性を保ち、
保護作用を高めるために重要な役割がありますが、
適切なオイルコントロールが必要なのです。
皮脂膜は皮表脂質と汗でできており、
美肌菌と呼ばれる表皮ブドウ球菌が、皮脂や汗をエサに
グリセリンという保湿成分を分泌し
外部刺激から肌を保護する役割も担っています。
皮脂膜のバランスが崩れると、
肌は乾燥しやすくなり、敏感になります。
角質層とは
角質層はアミノ酸を主成分とするNMFと呼ばれる天然保湿因子と
セラミドを主成分とする細胞間脂質で成り立っており、
肌のうるおいを保つ役割を担っています。
この皮脂膜や角質層の水分・皮脂バランスが崩れバリア機能が低下すると、
様々な肌トラブルが発生します。
特に、乾燥やかゆみ、炎症などの症状が見られることがあります。
これは、外部からの刺激や病原体に対する
防御力を失ってバリア機能が低下することが原因です。
季節の変わり目
特に季節の変わり目は、湿度や気温の変化によって
肌に大きな影響を与えます。
乾燥した空気は、肌の水分を奪い、
バリア機能を弱める要因となります。
肌が乾燥すると、かゆみや赤み、
さらにはひび割れが発生しやすくなります。
化粧水の後に、ドライヤーしながらでも良いので、
パックをするのもおすすめです！
ストレス
ストレスでストレスホルモンと言われるコルチゾールが増え、
皮脂が過剰に分泌されニキビや肌荒れの原因になります。
健康的な生活はもちろん大事ですが、
ストレス発散することも大事なのです。
気分転換に外に出てみたり、
半身浴してみたり、娯楽を楽しんでみてください。
適度な運動や趣味を持つことで、ストレスを軽減し、
リラクゼーションの時間を大切にすることが、
肌の健康に繋がります。また適度な運動は血行を促進し、
栄養素を肌に届ける助けになります。
ウォーキングやヨガなど、
無理なく続けられる運動を取り入れると良いでしょう。
睡眠不足
睡眠不足はホルモンバランスを乱し、肌の回復力を低下させます。
睡眠不足は、肌の再生サイクルを妨げ、肌トラブルを引き起こす原因となり、
睡眠は肌の回復に欠かせません。
十分な睡眠を取ることで、肌の再生が促進され、
バリア機能が回復します。特に、深い睡眠を確保することが重要です。
睡眠環境を整えることで、質の高い睡眠を得ることができます。
忙しい中でも質の良い睡眠が取れるように、
寝室にアロマディフューザーを置くなど快適な空間作りをしてみてください。
スキンケア
不適切なスキンケアもバリア機能を低下させる要因です。
刺激の強い洗顔料やスキンケア製品を使用すると、肌に負担がかかり、
バリア機能が損なわれます。
過度な洗顔やスクラブも、肌を傷める原因となります。
なるべく刺激の強い成分を含む製品は避け、肌に優しい製品を選びましょう。
特にアルコールや香料が含まれる製品は、
肌に負担をかけることがあるため注意が必要です。
自分の肌質に合った製品を見つけることが大切です。
①洗顔
なるべく濃密な泡立ちの洗顔料を使用してください。
汚れは泡に吸着されるため、
細かい泡の方が表面積もあり汚れをスムーズに吸着してくれ、
肌の負担にもなりにくいです。
過度な洗顔を避けることでバリア機能を守りましょう。
洗顔は、肌に必要な油分を奪わないように注意が必要です。
洗顔後はすぐに保湿を行うことで、
肌の水分を逃がさずに保つことができます。
②クレンジング
クレンジング後のW洗顔は不要ですが、
優しいクレンジングだからと言って汚れが落ちないのもよくありません。
油分には油分が馴染みますので、オイルクレンジングがおすすめです。
③保湿
バリア機能を守る上で最も重要なステップです。
セラミドやアミノ酸を含む保湿剤や美肌菌を育てるスキンケアを使用し、
洗顔後すぐに保湿することが重要です。
特にUUBUの化粧水は、美肌菌が汗や皮脂をエサに作るグリセリンを主成分とし、
角質層にある天然保湿因子の主成分であるアミノ酸、
さらに細胞間脂質の主成分であるセラミドを配合しているため、
美肌の基礎となるスキンケアに適しています。
これにより、肌の水分保持力が向上し、乾燥を防ぎます。
食事
栄養価の高い野菜やタンパク質を考えた食事をしましょう。
毎日の食事だけでは補えないビタミンはサプリで摂取するなど、
バランス良く栄養を摂取することをお勧めします。
というのも、アミノ酸やタンパク質などの栄養は、
ビタミンやミネラルと一緒に摂取することで吸収され効果を発揮します。
紫外線対策
紫外線は肌に大きなダメージを与え、保湿成分が失われ、
バリア機能を低下させる主な要因の一つです。
日常的に日焼け止めを使用し、紫外線から肌を守ることが重要です。
特に外出時には、UVカットの衣類や帽子を活用することも効果的です。
紫外線対策を徹底することで、肌の老化を防ぎ、
健康な状態を保つことができます。
喫煙と飲酒の制限
喫煙は肌の血流を悪化させ、栄養不足を引き起こします。
また、アルコールは脱水症状を引き起こし、
肌の乾燥を助長する可能性があります。
健康な肌を保つためには、これらの習慣を見直し、
適度に制限することが重要です。
まとめ
皮膚の健康を守ることはバリア機能を守ることとつながり、
私たちの健康を守るために不可欠です。
日々のスキンケアや生活習慣に気を配ることで、
健康な肌を維持し、バリア機能を強化・修復することが可能です。
肌の状態を常にチェックし、適切なケアを行っていくことが大切です。
いきなり全てを完璧にこなすことは難しくとも、
今使っているスキンケアアイテムを見直してみるだけでもお勧めです。
あなたの肌の健康が、心身の健康につながります。
しっかりとしたバリア機能を維持することで、
外的なストレスや影響から肌を守り、美しい肌を手に入れましょう。
これからも自分の肌を大切にし、日々のケアを楽しんでください。
健康で輝く肌を目指して、一緒に頑張りましょう！
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